【レビュー】Ovaltone GD-013 Version 2.0は出木杉くんみたいな歪みペダル

【レビュー】Ovaltone GD-013 Version 2.0は出木杉くんみたいな歪みペダル

歪みペダルをお探しの全国の皆様。

こんにちは、Y(@y_m4a)です。

OvaltoneのGD-013 version2.0がすごいので、是非近くのお店に行って試奏してみて下さい。

こんな方にオススメのペダルです。

  1. ジャキジャキなクランチサウンドが欲しい方
  2. シルキーでコードトーンの分離感がある歪みが欲しい方
  3. ヴィンテージな感じの少し粗めな歪みが欲しい方
  4. モダンなハイゲインが欲しい方

そう、このペダルがあればだいたいのことができます。
守備範囲の広い、出木杉くんみたいな歪みペダルです。

今回はOvaltoneのGD-013 version2.0についてのレビューをしてみます。

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主な特徴

Modeスイッチ


Toneノブの右隣にあるスイッチで3種類の歪みタイプを選択できます。

O.D.Mode

オーバードライブモードです。

歪み方はとても滑らかで、コードの分離感が素晴らしいです。

そしてダイナミクスがとても良い。ピッキングニュアンスやボリュームの追従性や再現性が非常に高いです。

8時くらいまで絞ると、単音弾きではほぼクリーントーンに近いニュアンス、強く弾くorコードストローク時に軽く歪むという、ピッキングニュアンスがとても出やすい感じのセッティングになります。

12時くらいまで上げると、心地よいオーバードライブサウンドになります。

音の傾向はフラットで、カッティングがとても気持ち良いです。

VIN.Mode

Vintageのオーバードライブモードです。

通常のオーバードライブモードと比べると、サウンドの傾向としてローミッドとハイが強くなり、かなり音が太くなったような印象を受けます。

キャラクタ的には結構ロックなサウンドなので、12時以降までDriveつまみを上げるとハードロックまで使えそうなサウンドになります。

DIST.Mode

ディストーションモード。

他のモードと比べ、ハイがトゲトゲしく(良い意味で)かなり攻撃的なサウンドが作れます。

ハードロックから、たぶんメタルまで対応可能。

Driveつまみを絞ればクランチっぽい音も作れますが、他のモードで作るクランチとは明らかにキャラクタは異なり、ディストーションペダルのクランチって感じで、やはりトゲのある攻撃的な印象の音になります。

12時くらいにすると、モダンなハイゲインサウンドになります。

キャラクタ的にMarshall系ではないです。そして、かなり深く歪ませてもコードの分離感があります。ぐしゃっとなりません。

FATスイッチ

Toneノブの左隣にあるスイッチで、x1,x2,x3と選ぶことができます。

大きい数値の設定にするに従って、音が太くなります。
帯域としては600~800hz付近(アバウト)を持ち上げているような印象です。

トレブルブースター的な効果ではなく、ローミッドを持ち上げるような感じです。

上記3つのモードで十分守備範囲が広いのですが、このスイッチを組み合わせることでさらに音作りのバリエーションが広がります。

TONEノブ

Toneノブですが、普通のエフェクターのTONEノブとは効き目が少し違います。

TONEノブを0に回し切ってもモコモコした感じの音にはなりません。

どうやらプレゼンスに近い帯域に対してフィルタがかかっているようです。

なので、プレゼンスをコントロールするようなイメージでこのノブは使います。

Version1との違い

version1を持っているわけではないので、公式からの引用を載せておきます。

  1. VIN.モード時の音量の大幅な増加を抑え他モードとの行き来がスムースになった
  2. 左側のFATスイッチが押し出す帯域を中域から下を少し広げサウンドの安定感が増した
  3. 外観が変更されTONEノブが光る

個人的な感想

どのモードにも共通して言えること

どのモードでもピッキングの追従性が素晴らしく、深く歪ませてもコード感は無くならないですし、ダイナミクスもハッキリ表現されます。

アンサンブルの中ではとても抜けが良く、プレイヤの腕が試されるギターです。

いわゆる、コンプを強めにかけたようなサウンドではなく(コンプ感がないわけではないです)、ピッキングに忠実なタイプのペダルという印象を個人的に受けました。

クランチ×コンプが気持ちいい

クリーンに限りなく近いクランチセッティングにして、前段でFREE THE TONEのSILKY COMPをかましたらすごい音抜けの良い艶のあるサウンドになりました。

クリーン(または軽いクランチ)×コンプの組み合わせは本当に気持ち良いです。

JC-120との相性

ジャズコーラスとの相性は抜群です。

このペダル、公式によると所謂アンプライクなペダルではないそうです。

なので、JC-120のようなエフェクター乗りが良いアンプとの相性はとても良いです。

スタジオに常設されてるMarshall JCM900やJCM2000との相性も悪くはないですが、個人的にはJC-120との組み合わせが好きです。

守備範囲が広い良質歪みペダル

音作りの守備範囲が広く、質も高い、出木杉くんペダルです。

是非お近くの楽器店で(あまり在庫がないと思いますが)試奏してみて下さい。

テキトーなセッティングでも使える音がなりますし、ToneノブやFATスイッチでトーンも作りこめるので、ある程度個性的なサウンドも出せます。

本当に優秀な歪みペダルです。

GD-013 Version 2.0

GD-013 Version 2.0 -gravitational drive zero thirteen version 2.0- はDIST./VIN./O.D.の3段階の歪みモードと中域の太さを3段階から選択可能なFATスイッチを搭載したモダンテイストのバーサタイルドライブペダルです。 初代GD-013の特徴である適度にまとまった周波数レンジ、アタックには素早いレスポンス、サスティーンには心地良いコンプレッションと密度の高い倍音構成という組み合わせを持ち、深めのディストーションでもアタックがはっきりと出力され、コード感もなくならないという特徴はそのままに、DRIVEの歪み量、FATスイッチで盛ることのできる太さの上限をともに引き上げ、より力強い表現を可能としました。

参考動画

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