骨伝導イヤホン(ヘッドセット)AfterShokz OpenCommをレビュー

音楽機材

こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。

以前も投稿してますが、カナルタイプのイヤホンを使いすぎて?外耳炎になってしまいました。

そんなこともあり、音楽を聞いたりYouTubeを視聴する時は専らオーバーヘッドタイプのヘッドホンを使ってます。

ただ、夏場はオーバーヘッドタイプヘッドホンは暑いんですよね。。

仕事でオンライン会議をするときのヘッドセットも悩ましい。

そんな自分にぴったりのヘッドセットが骨伝導タイプのやつ。
今回は骨伝導ヘッドセットのAfterShokz OpenCommを購入し、約半年仕事(オンライン会議での利用)で使い続けたレビューをしてみます。

骨伝導イヤホンとは

まず、骨伝導イヤホンとはなんぞやいう基本的な話をさらっとしておきます。

通常のイヤホンは耳の穴に機械を装着して、その機械が鼓膜に向かって音を発信することで音が聞こえるという仕組みですが、骨伝導は、鼓膜に音波を送るのではなく、耳付近の骨を振動させて音を知覚させる仕組みです。
AfterShokzのサイトの言葉を借りると

クッキーを食べるとき、クッキーの咀嚼音が頭のなかに響きます。これは、クッキーを噛んだ音が頬骨を通して内耳に伝わっているためです。ものを食べたり、飲んだり、頭をかいたりした時など、私たちは、日常的に骨伝導音を体感しています。

骨伝導イヤホンは耳の穴に装着するのではなく、耳の穴の隣とかに装着します。
私が今回買った、AfterShokz OpenCommの場合は、耳の穴の隣、こめかみよりよりは耳の穴側の場所に、音波を発信する装置を装着します。

骨伝導イヤホンの特徴

耳を塞がないので周囲の音がよく聞こえる

耳を塞がないので、周りの音が聞こえます。
周囲の人からの呼びかけにすぐ答えることができます。
また、耳を塞いでいる閉塞感もないので、そういうのが苦手な人にとって骨伝導はメリットがあるかなと思います。

音漏れはそれなりにする

骨伝導イヤホンってイメージ的に装着している人の骨を振動させて音を聞かせているわけですし、周囲に全く音が漏れなさそうな印象を持つかもしれません。

でも、骨伝導イヤホンって別に技術的にはそんなに特殊なことはなくて、イメージ的には単に耳の穴を塞がないってだけのイヤホンなんです。

普通に音は鳴ってるんですよ。
普通のイヤホンでも、耳の穴から少しずらしてみてください。音量を少し上げれば、普通に音聞こえるでしょ?

骨伝導イヤホンって耳の穴に装着しない単なるイヤホンなんです。
所詮は音が鳴ってるんです。小さいスピーカーがついてるんです。
めっちゃ音量上げれば、装着しなくても音が聞こえます。

なので、普通のオープンタイプのイヤホンと同程度に音は漏れると思ってください。

AfterShokz OpenCommを買ってみた



これがパッケージ。


開けると、ケースが登場。
セミハードタイプのかなりしっかりしたケース。


ケースの中身はこんな感じ。
本体の重さが30gでめっちゃ軽いので、このケースがなんかオーバーに見えます。


取り出すとこんな感じ。


装着イメージです。
首の後ろに回しながら、左右のこめかみ付近に挟む感じですね。

バッテリーの持ち

カタログスペックだと、最大8時間の連続音楽再生と最大16時間の通話が可能、ということ。
実際はどうかというと、、ちゃんと計測はしてませんが、朝から夕方くらいまでオンラインの打ち合わせでつかいつづけた場合、バッテリー残量は半分くらいでした。
たぶん大体カタログスペック通りだと思います。

充電方法

専用のケーブルを使って充電します。

片方はUSB。
ヤホン本体に接続する側が特殊な形状をしています。
USBから電源を取れるのは良いですが、こういう独自規格のケーブルは断線したり紛失したら終わりなのが辛いですね。

イヤホン本体に接続する時は、差し込むというよりくっつけるという感じです。
マグネットになってます。
Appleユーザなら、「MagSafe的」で通じますかね。
他の例えだと、炊飯器とか電気ポットの電源コードみたいな。

マグネットで簡単に接続できるので、充電はすごく楽です。

装着感

とても軽いです。
しかし、長時間付けていていると多少側圧で痛くなってきます。
これは仕方ない。ヘッドホンでも同じデメリットがあるので、この製品固有のデメリットというより、この手の頭に挟み込んで装着するタイプのヘッドホンの共通のデメリットです。

音質

会議中の人の音声はすごく自然に聞こえます。素晴らしい。
YouTubeとかも、人が普通にトークしている系のコンテンツであればまったく問題なく自然な感じで、綺麗に聞こえます。

ただ、音楽を聞くのには向いてません。
まぁこの製品に限らずです。骨伝導は音楽には向きません。低音がスカスカです。
ちなみに音楽を聴くとどんな感じかというと、ローファイな安いスピーカーで聞いているような感じの聞こえ方ですね。
これはこれで味があって良いですけどね。ポケットラジオで音楽聴いているような感じというか。

マイク性能

これは客観的評価が難しいですが、会話の相手に音声が聞こえづらいと指摘されたことはないので問題ないだろう、としか言えないですね。。
マイク感度は適切にチューニングされているようで、周囲のノイズもあまり拾わないように工夫されており、それも売りになっているようです。

全体的な感想(誰におすすめか?)

やっぱりそれなりの値段するだけあって、品質は良いと思います。
ペアリングが不調になったこともありません。
装着感も特に不満はないです。
音質はオンライン会議や電話での通話利用を前提とすれば、十分です。


テレワークでオンライン会議をする方、耳を塞ぎたくない方(例えば外耳炎の人、家族等の周囲の人からの呼びかけを聞こえる状態にしたい人)におすすめです。

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