HOTONE SOUL PRESS レビュー

音楽機材

小型ボリューム・ワウ・エクスプレッションペダルのHOTONE SOUL PRESSを買いました。

エフェクターボードで面積を取らない小型なペダルでありなが、ボリュームペダル、ワウペダル、エクスプレッションペダルと、1台3役をこなしてくれる超便利ペダルです。

サイズについて

サイズは以下の通り。
62.5(W)× 138(D)× 51mm(H)

重さは340g

標準的なワウペダル(CryBaby)とのサイズ差は以下の通り

すごくコンパクトですが、特別踏みづらいということも特にはありません。

もちろん大きい方が踏みやすいのは間違いないですが、ペダルボードを占める面積とのトレードオフと考えると、十分な操作性と考えています。

できること

ボリューム・ワウ・エクスプレッションペダルの1台3役

サイドのスライドスイッチを切り替えることで、ボリュームペダル、ワウペダル、エクスプレッションペダルとして機能します。

ワウペダルはCryBabyをモデリングしたものになっています。
ペダルを踏み込んだ際の音質の変化量もCryBabyと同じように調整されているようです。

ペダルの可変幅調整

ペダルの可変幅もサイドのスライダーを動かすことで変更できます。

範囲は、最低値を0%〜50%の間で調整可能です。
上限値は調整できません。

ボリューム・ワウペダルの使い方

つま先部分にスイッチがあるので、つま先に少し体重をかけて踏み込めばペダルのオンオフが可能です。

オンにすると、スイッチ両脇にあるLEDライトが青く光ります。

電源は9VDC電源アダプターで、プラグはセンター・マイナスの5.5 x 2.1mmとなります。
9V乾電池でも使えます。

ボリュームペダルは音質に影響を与えないバッファード・アクティブ方式。

エクスプレッションペダルとしての使い方

エクスプレッションペダルとして使う場合は電源は不要です。
OUTPUTジャックに1/4 フォンのステレオケーブル(TRSケーブル)を使って機器と接続します。
(普通のパッチケーブルじゃダメだから注意!)

私はBOSSのMS-3に接続してエクスプレッションペダルとして使用しています。

ボードに組み込んだ感じは↓
サイズ感の参考にもなればと。

なお、エクスプレッションペダルとして使う場合電源は不要と書きましたが、ペダルはオンにする必要があります。

どういうことかというと、エクスプレッションペダルとして使う場合でもつま先のスイッチは生きているということ。
LEDランプが光らないのでわかりづらいですが、エクスプレッションペダルとして外部機器を操作できない場合はペダルがOFFになっている可能性があるので、つま先のスイッチを押してみてください。
そうすると使えるはず。

ちなみに、エクスプレッションペダルとして使う場合でも9V電源を繋げばLEDは光ります。
なので、オンオフがわかりやすいように私は電源に接続して使ってます。

音質について

ボリュームペダル

オフにするとトゥルーバイパスですが、オンにするとバッファード・アクティブ方式になります。

つまりオンの時の全開の音(VALUE値100%の状態)とオフの時は厳密には違うということ。

オンでの時はバッファを通った音、オフの時はトゥルーバイパスの音ということです。

ボリュームペダルとしてはパッシブタイプよりも、このSOUL PRESSのようなアクティブタイプの方が結果的に音質変化が少ない(音痩せの懸念が少ない)ので、その点は良いかなと思います。

実際のところそんなに音の変化はありません。

ワウペダル

Crybabyをモデリングしており、まあいたって普通のワウって感じです。
特に変に個性的な面もなく、無難に使えるかなと思います。
(すみません、筆者がそんなにたくさんのワウペダルを試したことがないのであまり比較してのレビューができず。。)

おすすめしたい人

・ボードの面積を取らずにボリュームペダル兼ワウペダルを組み込みたい人
・マルチエフェクター等の外部機器を操作するための小さいエクスプレッションペダルが欲しい人

って感じでしょうか。

1万円くらいの価格でこれだけコンパクトで高機能であれば私としては不満無しですね。

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