こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。
DTMをやる上で欠かせない機材の一つ、MIDIキーボード。
今回はおすすめのMIDIキーボードをご紹介します。
この記事でのキーボード選びのポイント
そんなに高額ではなく、設置もなるべく省スペースで、でも演奏性はそれなりに良い、そんなDTM初心者から中級者向けのキーボードをご紹介します。
ポイントは下記です。
・弾きやすさコンパクトさのバランスが良い49鍵
・フルサイズ鍵盤
ではいってみましょう。
Roland A-49
鍵盤数 | 49鍵 |
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鍵盤サイズ | フルサイズ |
コントローラー | オクターブUp/Down ボタン=S1、S2(アサイナブル) つまみ=C1、C2(アサイナブル) フット・ペダル=ホールド エクスプレッション モジュレーション・ピッチベンダー D-BEAM |
端子 | USB,MIDI OUT,サスティンペダル,EXPRESSION端子(TRS標準タイプ) |
電源 | バスパワー |
サイズ | 幅 (W) 836 mm 奥行き (D) 182 mm 高さ (H) 84 mm |
重さ | 2.5kg |
価格 | 15,660円 |
超定番商品です。
僕もこれを使っています。
D-BEAMコントローラーというのは、センサー部に手をかざすとボリュームとかピッチベンドさせたりすることができるもので、DTMというよりかはライブ向けの機能ですね。
写真左上の、「POWER」と書いてある部分の上にセンサーみたいなのがあると思いますが、ここに手をかざすことで操作できます。
Youtuberの瀬戸弘司さんもレビュー動画をあげていますので、ご覧ください。
メリット
・鍵盤のタッチが値段の割に良い。(グリッサンドや連打等のような弾き方も十分にできると思います。)
・重量が軽く、持ち運びがそんなに苦ではないのでライブに持ち運ぶのもOK
・Ableton Live Lite付属(「Ableton Live」のLite版)
・電源供給可能なUSBハブとアダプタ*を使えばiOSにも対応
*Apple iPad Camera Connection Kit + USB ケーブル または Lightning – USB カメラアダプタ + USB ケーブル
デメリット
・コントロール部(ボタンやつまみ)が少ないため、キーボード側でDAWの操作をするのには不向き。
・カタログスペックではフルサイズ鍵盤となっているが、実際は数ミリ”短い”。
誰にオススメ?
・ネットでの評価が高く、品質の良いキーボードが欲しい方(安心のRoland製品)
・キーボードのタッチの良さに多少のこだわりがある方。
・操作系統がシンプルなものを好む方(余分なボタンがない分コンパクト設計!)
・iOS端末でも使いたい方
・ライブでも使いたい方(軽さは正義)
・ライブでD-BEAMを使ってトリッキーなパフォーマンスをしたい方
ALESIS V49
こちらも定番機種。
鍵盤数 | 49鍵 |
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鍵盤サイズ | フルサイズ |
コントローラー | オクターブUp/Downボタン ピッチベンド&モジュレーション・ホイール アサイン可能な4つのノブとボタン ベロシティ対応でバックライトつきの8つのパッド |
端子 | USB,サスティンペダル |
電源 | バスパワー |
サイズ | 幅 (W) 955 mm 奥行き (D) 244 mm 高さ (H) 114 mm |
重さ | 4.3kg |
価格 | 13,800円 |
メリット
・ベロシティ対応バックライトつきの8つのパッド付き。リズムパートの打ち込みで重宝します。
・フルサイズ鍵盤
・Ableton Live Lite 付属(「Ableton Live」のLite版)
・XPAND!2付属(ソフトウエア音源モジュール)
・安い
デメリット
・重量が4.3kgと結構重いため、持ち運びは大変だと思います。
・MIDI端子はありません。要注意。
誰にオススメ?
・DTM専用で使う方(ライブ等で外に持ち出さない方)
・リズムパートの打ち込みを鍵盤ではなくパッドでやりたい方。
・とにかく安くてそれなりの品質のキーボードが欲しい方
アートリア(Arturia) キーボード・コントローラー KeyLab 49 Essential
鍵盤数 | 49鍵 |
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鍵盤サイズ | フルサイズ |
コントローラー | クリッカブル・エンコーダー×1 エンコーダー×9 30mmフェーダー×9 トランスポート・スイッチ×6 コマンド・スイッチ×4 モジュレーション・ホイール×1 ピッチ・ベンド・ホイール×1 タッチ/プレッシャー・センス付きパッド×8 |
端子 | MIDI OUT、USB、サステインペダル |
電源 | バスパワー |
サイズ | 幅 (W) 784 mm 奥行き (D) 248 mm 高さ (H) 76 mm |
重さ | 3.0kg |
価格 | 17,782円 |
2018年に発売された新しい製品です。
メリット
・ACアダプター(別売)を使えばPC無しの環境でも使える
・ベロシティ対応バックライト付きパッド
・ノブ&フェーダーが豊富(8チャンネルのノブがあり、音量や音源のパラメータを操作したりできる)
・ボタンが豊富(再生、ポーズ、停止、録音、クリック等、DAWのコントロールが手元でできる)
・iOS、Androidにも対応
・UVI GRAND PIANO MODEL D(スタインウェイModel Dグランド・ピアノ音源)付属
・Arturia ANALOG LAB(モデリングシンセ音源)付属
デメリット
前身のKeylab(無印)は1年〜2年で鍵盤が壊れる等のことが結構報告されており、故障しやすいそうなので、その点が改善されているか?が少し心配。
誰にオススメ?
・キーボードと同時に、豊富なソフトウェア音源が欲しい方(付属の音源だけで元取れちゃうかと)
・コントロール部が充実しているので、キーボードからDAWの操作をバリバリしたい方。
・iOSやAndroidでも使いたい方
まとめ
やっぱり新製品だけあって、アートリア(Arturia)のKeyLab 49 Essentialが一番高機能でコスパも良さそうですね。
今だったら僕はこれを買っていると思います。
MIDIキーボードがあるのとないのとでDTM作業の捗り方が全然違います。
MIDIキーボード初めて購入される方、あるいは買い替えを検討されている方にとって参考になったら幸いです。