こんにちは、Macを使い始めて7年くらいのApple信者です。
Macをお使いの皆様、Macはシステム終了(シャットダウン)は基本的にしなくていいことをご存知ですか?
Apple公式によると、基本的にスリープ運用で良いとのことらしいです。
つまり、iPhoneやiPadと同じ感覚で利用して良いと解釈できます。
今は記載が見当たりませんが、かつてはiMacとかに付属しているユーザーズマニュアル(冊子)に記載があったそうです。
もう昔からの常識だから記載が省かれているのでしょうか。
以下、スリープモードに関するApple公式の情報やネット上の記載(非公式)をまとめてみました。
システム終了(シャットダウン)しなくて良い理由
・Macはスリープからの復帰が非常に早い。
・使わない期間が2〜3日以内のときは、スリープ状態にするようApple公式のユーザーズガイドに記載があった実績がある。
・長期間利用しない場合や、OSのアップデート時、動作が重く感じられたらシステム終了をする。
WinodowsとはOSの設計思想が異なり、メモリ管理の仕様等も大きく異なる為、こまめに再起動する必要がないというのもなんとなく頷けます。
Macのメモリに関する実験と考察は以下にて紹介してます。
スタンバイモード
Macはスリープモードに入ってから、ある条件を満たすとスタンバイモードと呼ばれる、より省電力な状態に遷移します。
スタンバイモード
内蔵の SSD から起動する Mac コンピュータ用として、macOS にはスタンバイモードというディープ・スリープ・モードが用意されています。
2013 年以降に製造された Mac コンピュータは、スリープモードになってから 3 時間が経過すると、スタンバイモードになります。それ以前のモデルは、スリープ状態が 1 時間続くとスタンバイモードになります。スタンバイ中は、セッションの状態がフラッシュストレージ (SSD) に保存されてから、RAM や USB バスなど、一部のハードウェアシステムへの電力供給が遮断されます。
スタンバイ状態だと、ノートブックコンピュータをバッテリー電源で使っている間のスリープ継続時間も長くなります。ノートブックのバッテリーが完全に充電されていれば、電源に接続しないまま最長で 30 日間ずっとスタンバイ状態のままでいられます。
Mac で省エネルギー設定を使う
スタンバイ機能に対応したMacモデル
MacBook Pro (2012 以降)
MacBook Air (2010 以降)
Mac mini (2012 以降) の SSD および Fusion Drive 搭載モデル
iMac (2012 以降) の SSD および Fusion Drive 搭載モデル
Mac Pro (Late 2013)
なお、上記以前のモデルは、スリープ状態が1時間続くとスタンバイモードになります。
スタンバイモードに切り替わる条件まとめ
・スリープモードになってから3時間(旧モデルは1時間)が経過
・Mac ノートブックの場合は、バッテリー電源で動作していること、Ethernet、USB、Thunderbolt、SD カード、ディスプレイ、Bluetooth、その他の外付けデバイスが接続されていないことが条件。
・Mac デスクトップの場合は、外付けメディア (SD カード、USB、Thunderbolt ストレージデバイスなど) が接続されていないことが条件。
まとめ
Apple公式サイトで現時点で「スリープ推奨」ということが明確に記載されているのを見つけられませんでしたが、少なくともユーザーズマニュアルにスリープ推奨の記載実績があるので、信ぴょう性は高そうです。
また、Windowsと比べてMacはスリープモードに力を入れており、省電力性、復帰スピード、ハードウェアへの負荷、を考えるとスリープモード運用でも問題なさそうであると言えます。
また、スリープ運用で問題ないと述べられている長年のMacユーザもちらほら見かけます。
これらから、Macは基本的にスリープ運用で良いと、この記事では結論づけたいと思います。
関連記事:MacBookのバッテリー寿命に関する記事はこちら
また、余談ですが、iPhoneやiPadで「アプリの終了」をするとバッテリーの消費が早くなります。
iPhone8以下であればホームボタン2度押し、iPhoneX以降であれば下からスワイプして少し止めておくとアプリスイッチャーになり、その画面で表示されているアプリを上にスワイプするとアプリの終了ができますよね。
これ、バッテリーライフ的にはやってはいけない行為なんです。
下記記事にて解説しています。