こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。
今回はギターのクランチサウンドの音作りの話です。
・クランチサウンドを作るのにおすすめのエフェクターを知りたい。
・歪みエフェクターの種類が多過ぎて何がいいのかわからない。
・とにかくジャキジャキのかっこいい音を作ってライブで披露したい。
ギターを始めたばかりの人は、こういった悩みや迷いを抱えている方もいるのではないでしょうか。
ずばり結論を言ってしまうと、「音作りに答えはない」なのですが、それではあまりにもあれなので、筆者のおすすめのエフェクターとクランチサウンドセッティングをご紹介します。
僕のおすすめする歪みエフェクター3選
Proco RAT
1つ目はまさかのDistortionペダルで有名なRAT。
ど定番すぎるチョイスですが、僕はこれをディストーションペダルとしてつかったことはありません。
こちら、僕が以前使っていた小さめのボードです。
画像の赤枠部分がPROCO RATになります。
※現行のRAT2ではなく、復刻版のWhite Face RATを使ってました。RAT2も持っていましたが、サウンドの傾向は大体同じです。
つまみを見ていただくとわかる通り9時〜10時くらいにしています。
残念ながらRATは12時以降までDistortionツマミをあげてしまうと非常にブーミーになり扱いづらいので、僕はほぼ9時〜10時で使ってました。
RATのこの辺りのサウンドはトゲがあって鋭いドライブサウンドを鳴らしてくれます。
RATのディストーションサウンドはブーミーであまりモダンなサウンドではありません。
RATは名器であることは間違いないのですが、万能なエフェクターではないのでその点を勘違いしないように注意が必要です。
購入して、「全然使えねーじゃん!」という評価をされる人がいますが、違うんです。
あなたがやろうとしている音楽に合っていないだけなんです。
そんな癖のあるRATですが、逆にいうと個性のあるエフェクターとも言えます。
世の中にはRAT一つを商売道具にしている人もいるみたいです。
さて、話を戻して、この記事の主題であるクランチサウンドをこのRATで作り込むと、個性のあるジャキジャキサウンドが作れます。
クランチセッティングに関してはブーミーさはありません。
そしてこのクランチサウンドは個性がありつつわりと守備範囲が広いので、オススメです。
PROCO ( プロコ ) / RAT2 | SOUND HOUSE
fulltone OCD
ちょうド定番、オーバードライブペダルです。
OCDの良さは先ほどのRATと違い、万能で優等生なところでしょう。
クランチからディストーションまで幅広くカバーできますが、このペダルもやはりディストーションとして使うのは微妙で、クランチからオーバードライブあたりが一番美味しいです。
Driveつまみをあげると、13時超えたあたりからブーミーになります。
HP/LPスイッチがあり、HPはハイピーク、LPはローピークを意味しています。
公式によると、HPにセットするとミッドの上の方(3.5Khz range)が軽く増幅されます。
LPにセットすると、低音寄りがやや太くなります。
HP/LPスイッチは使用するギターに合わせて変えるといいと思います。
僕はテレキャスターを使いますが、気分によって変えてます。
高域を強調したジャキジャキサウンドにしたいときはHPに設定し、そうではないときはLPにしたりします。
どちらにせよ、クランチ〜オーバードライブの範囲で使うのであれば、わりとテキトーなセッティングでもそれなりのサウンドになるので、本当にオススメです。
合わせて読みたい
Ovaltone GD-013 ver2.0
3つ目にご紹介するのはOvaltoneさんのGD-013 ver2.0。
クランチ、オーバードライブ、ディストーション、どれもがハイレベルなサウンドです。
クランチサウンドはODモードかVINモードがオススメ。
ODモードにすると、シルキーな滑らかな歪みで、コードの分離感が抜群に良いです。
クランチにしてコードカッティングすると最高に気持ちが良い。
VINはVINTAGEモード。
VINTAGEモードにすると結構強く歪み、ローとハイが強調されたようなサウンドになります。
ジャキジャキ言わせたい時はODモードよりもVINモードにして、DRIVEを絞るというやり方もありです。
OvaltoneのGD-013 ver2.0は今の僕のメインの歪みペダルとして使用しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事では僕が使ったことがあるものの中から、クランチサウンドを作るのにオススメなエフェクターペダルをご紹介させていただきました。
Ovaltoneさんのエフェクターはなかなか手に入りづらい傾向があるのですが、他は楽器屋さんでも普通に売られていて試奏もしやすいので、是非お店に行って試してみてください!