こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。
お台場のteamLab Borderless(チームラボボーダレス)に行ってきたときの写真を載せつつ、撮影におすすめの機材や撮影時に気をつけること、おすすめの設定等をご紹介します。
前提
こちらの記事で記載している内容は、スマートフォンで綺麗に撮影する方法、というより、どちらかというと一眼レフやミラーレスカメラを使用することを前提とした内容になっています。
撮影時の設定や撮り方のコツ
明るいレンズが必須!
館内はプロジェクションマッピングで壁や床は光に満ちているとはいえ、基本的には暗いです。
なので、明るいレンズが必要です。
スマートフォンであれば、もし複数のレンズが搭載されているモデルであれば、一番明るいレンズ(広角レンズ)の方が綺麗に撮れると思います。
一眼レフやミラーレス等のレンズ交換式カメラならば、F値が低い単焦点レンズの使用をおすすめします。
焦点距離は何を撮るかにもよりますが、広角〜35mmくらいの標準までが良いかと思います。
コンパクトデジカメも、搭載されているレンズが明るい(F値という値が小さい)機種が良いです。
場内は人が多いので広角だと無駄なものが写り込まないかと心配になるかと思います。
しかし、壁や床に映し出されている映像はあくまで平面なので、望遠レンズによるメリット(ボケや圧縮効果)を狙った撮影は、そもそもあまりできませんし、あまり映えません。
よって、どちらかというと広角寄りのレンズがオススメです。
高感度耐性が高いカメラが好ましい
高感度に強いカメラというのは、つまるところセンサーサイズが大きいカメラ、あるいは画像処理エンジンが優秀なカメラのことです。
スマホより高級コンデジ、高級コンデジよりAPS-Cサイズのカメラ、欲を言えばフルサイズのカメラがあると強いです。
スマホでも、最新の機種(例えばiPhone11以降)のように、暗所性能が高いスマホであれば、安心です。
三脚やフラッシュはNG!
三脚は使えませんし、もちろんフラッシュも使えないので注意が必要です。
絞りは開放で
一眼レフ、ミラーレス、コンデジ、等の本格的なカメラを利用される場合は、たくさん光を取り込むために、レンズ絞りは開放の設定で撮影しましょう。
上記でも述べましたが、プロジェクションマッピングの映像は所詮平面的なので、絞り開放でもしっかりピント合わせをすれば全体にピントが合います。
僕はf1.8の単焦点レンズを持って行ったので、常にf1.8で撮影していました。
シャッタースピードは早めに!
壁に投影された映像は動きます!
なので、シャッタスピードを遅くして光を稼ぐという対処をすることができません。
シャッタスピードを遅くすると被写体ブレするためです。
目安のシャッタースピードは使うレンズの焦点距離によりますが、一般論として最低でも1/(焦点距離×2)くらいは確保した方が良く、さらに動く映像なので、映像の動きの速さに合わせてシャッタースピードを速くする必要があります。
ちなみに僕が使ったカメラとレンズはこちら
35mm換算で36mmのレンズなので、シャッタースピードはだいたい1/70かそれより速い設定で撮ってました。
ISO感度は妥協しよう
上でも述べましたが、基本暗いです。
なので、ISOは多少妥協しましょう。
そもそもプロジェクションマッピングされた映像自体が4Kとか8Kレベルの高精細なものではないため、多少のノイズがあっても許容範囲かと思います。
ディティールやトーンが潰れない程度にISO感度は妥協しましょう。
そういう意味でも、高感度耐性の高いカメラ(フルサイズの一眼レフ等)なんかが向いてます。
写真
以下、撮影した写真です。
クリックすると等倍表示されます。
一番広いエリア。
ひまわりが映し出されていましたが、時間経過とともに別の花にかわりました。
人がそれなりにいるので、あまり広角に撮った写真はこの記事では載せてません。
広さがあまり伝わらないかと思いますが、結構広いです。
桜、ひまわり、彼岸花、ススキ、あじさい、薔薇、…忘れちゃいましたがたくさんあり、時間とともに変化していきます。
また、触れると反応する箇所もあります。
壁に無数に設置されたスポットライトが、音楽に合わせて明滅しながら動き回ります。
このエリアは床もミラーになっていました。
なぜかこのエリアは暑かったです。
スポットライトの熱でしょう。
あと、今思い返せばスモークを焚いてましたね。
スポットライトの光線が見えやすいようにしてるのでしょうね。
光のロープ的なのが天井から無数に垂れ下がっており、光ってます。
雨のように上から下にかけて一斉に光が移動するような演出があったり、なかなか圧巻です。
床もミラーになっています。
玉ボケ撮り放題。
このエリアに関しては、多少望遠気味のレンズで撮影すると、圧縮感やボケ感が面白いかもしれません。
こちらは天井にも。
おわりに
人が写らないように配慮して撮った写真を主にアップしたため、上記写真だけでは良さを伝えきれないです。
実際はもっとオープンな空間で、幻想的です。
合わせ鏡で無限に空間が続いているように見える面白い場所もありますし、平衡感覚が失われるような場所もあります。
また、人の体にも写りますので、別の記事でも書いた通り白い無地の服で行かれることを強くオススメします。かなり綺麗に壁と同化できます。
自分や友達の体に模様が映り込んだ状態で写真を撮り合うだけで楽しいです。あまり好きな言葉ではありませんが、「SNS映え」します。
屋内の施設なので、夏いけば涼しくて癒されますし、冬でも寒くないし、イルミネーションスポット?的な感じで楽しめることと思います。
オススメの場所です。