こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。
BOSSのアナログディレイの名器、DM-2の復刻版「DM-2W」をレビューしてみます。
BOSSの自社製品「DM-2」がWAZA CRAFTによってモディファイされ、復刻された製品です。
僕はギターソロ時にディレイペダルをよく使うのですが、アナログの独特の温かみのあるディレイサウンドが好きなので、時々コイツをボードに組み込んで使います。
他の記事でも書いてるのですが、BOSSは空間系のサウンドが本当に秀逸だなと思います。
この「DM-2W」も例外なくとても良いペダルなので、この記事で簡単にご紹介したいなと思います。
操作性について
左からREPEAT RATE(Delay Time)、ECHO(Level)、INTENSITY(Feed Back)、とつまみが並び、中央のランプの下に、「S」と「C」の切り替えスイッチがあります。
「S」がスタンダードモードで、DM-2オリジナルを再現したモード。
「C」がカスタムモードで、オリジナルの「DM-2」にはない追加された仕様。
ディレイタイムは、
スタンダードモードは、20ms~300ms
カスタムモードは、40ms~800ms
となっています。
サウンドについて
「カスタムモード」はディレイ音の輪郭が「スタンダードモード」と比べてはっきり、クリアーな出音になります。
スタンダードモードもカスタムモードも、どちらもいい感じのサウンドですが、僕はスタンダードモードで使うことが多いです。
原音を邪魔しないけど、演奏に華やかさを加えてくれるいい感じにぼやけたディレイ音がとても好みで、ショートディレイの設定にしてギターソロに使ってます。
発振も可能
僕がやる音楽のジャンルでは全く使わないのですが、発振もできます。
オリジナルのDM-2はINTENSITYを全開近くにしないと発振しないらしいですが、DM-2Wはカスタムモードにすればわりと簡単に発振してくれます。
input端子の他にエクスプレッションペダルを接続する端子もあり、エクスプレッションペダルによってREPEAT RATE(Delay Time)を調整することができます。
エクスプレッションペダルを利用することで、足元で発振音のピッチを変化させたりすることもできます。
参考:MXRのcarbon copy analog deleyと比べてみて
MXRのcarbon copy analog deleyもド定番のアナログディレイで、昔使っていました。
DM-2Wのディレイ音の方が柔らかく、MXRの方が音がクリアな印象です。
個人的にはDM-2Wの方が全然好みだったため、手放してしまいました。
アンサンブルでもそれなりに抜けるアナログディレイが欲しいのか、原音にちょっとした彩を加える柔らかいサウンドのアナログディレイが欲しいのかで、評価が違ってくると思います。
DM-2Wでも、カスタムモードにすれば輪郭がそれなりにはっきりしたクリアな音になるので、DM-2Wの方が音作りの守備範囲は広いです。
MXRにはモジュレーション機能がついてますがそれは度外視。
まとめ
アナログディレイをお探しの方は購入候補に入れておくべきペダルかなと思います。
デジタルディレイとは違った、このペダルでしか出せない綺麗なディレイ音を堪能できます。
是非お試しあれ!