こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。
前回の記事で紹介したBOSSのワイヤレスシステムWL-20/WL-20Lが2018/07/14に発売されました!
今回は「WL-20L」が手元に届いたので、レビューをお届けしたいと思います。
第一印象:小さくて軽い
軽さは正義ですね。
煩わしいケーブルから解放され、大きいトランスミッターからも解放される。
素晴らしいです。
ギターに接続してみたらこんな感じ。
写真の撮り方が少し悪いんですが、ちょっと出っ張りが気になるっちゃ気になりますね。
でも、遠目からみたらそんなでもないです。まぁこんなもんでしょう(適当)
アンプ側はこう。
WL-20Lはレシーバーがグレーです。
トランスミッターが黒。
どちらも同じような大きさで、持った印象はとても小さくて軽い。
公式によるとサイズは下記の通り。
奥行き:25 mm
高さ:38 mm
質量:60g
使い方
接続手順
接続手順はいたって簡単。
まず、トランスミッターをレシーバーの「TRANSMITTER」端子に挿します。
こんな感じです。
トランスミッター側のランプがオレンジ色に点滅し、約10秒で設定が完了します。
設定完了すると、レシーバーとトランスミッター両方のランプが緑色のランプで点滅します。
この状態がスタンバイ状態であり、あとはそれぞれを機材に挿せば演奏可能です。
電源の切り方
1.トランスミッターをギターから抜く。
2.レシーバーを抜く。
以上。
あ、アンプとかの電源を落としてからやるのを忘れずに。
スタンバイモード
無音状態が続くとスタンバイモードに切り替わります。
バッテリーの無駄な消耗を抑えるための工夫ですね。
トランスミッター→レシーバーの順でスタンバイに切り替わっていきます。
トランスミッター側
無音の状態が1時間続くと、まずはトランスミッター側がスタンバイモードに切り替わり、レシーバーとの接続が切れます。
ギター側のボリュームを上げて音を出せば、トランスミッターはスタンバイモードから復帰します。
レシーバー側
トランスミッターとの接続が切れた状態で1時間経過すると、レシーバー側がスタンバイモードに切り替わります。
レシーバー側がスタンバイモードになった場合は、再度抜き差ししないと復帰しません。
バッテリーついて
連続使用時間
連続使用時間は、レシーバーが10時間、トランスミッターが12時間。
スタジオ練習でもライブでも、十分な時間だと思います。
レシーバーとトランスミッターのランプがオレンジに点灯したら2時間以内に切れるサイン、赤く点灯したら30分以内に切れるサインとなります。
充電方法
本体にUSBマイクロBタイプの端子があり、スマホ等と同じで5V/500mA以上の電源を接続することで簡単に充電可能です。
トランスミッターをレシーバーの「TRANSMITTER」端子に接続した状態で、レシーバーのUSB端子に電源を接続することでトランスミッターとレシーバー両方の同時充電が可能です。
USB端子はレシーバー側にもトランスミッター側にも両方に存在するため、それぞれ個別に充電も可能です。
充電時間は以下の通り。
・レシーバーのみの充電:約3時間
・トランスミッターと同時充電:約4時間
※何故かトランスミッターだけの場合の充電時間の記載がありませんでした。
伝送距離
見通しで15mです。
ライブハウスでの演奏なら十分かと。
大きいステージに立つ予定がなければ、十分でしょう。
サウンド
実はワイヤレスを使うのは初めてなのですが、特にワイヤレスだからといって音質が劣化したりノイズが乗ったりといったことは感じはしません。
自宅で使っても、スタジオで大音量で使っても、特に目立った音質劣化は感じませんでした。
今回僕は「ケーブル・トーン・シミュレーション」がついていない「WL-20L」を購入したため「WL-20」との比較したサウンドレビューできませんが、個人的に「ケーブル・トーン・シミュレーション」は不要だと考えるので、「WL-20L」を買って正解だと思ってます。
ちなみに、WL-20とWL-20Lのカタログスペック面での違いについては前回の記事で紹介しているので、気になる方はご覧ください。
補足:テレキャスターのジャックカップもOK!
テレキャスユーザならわかると思うのですが、テレキャスのジャックカップってなかなか曲者で、シールドの差し込み口がやや奥まったところにあるので普通のL字のシールドプラグが入らなかったりするんですよね。
トランスミッターが挿せるか試したところ…無事問題なく挿せました。よかった。
おわりに
イヤホンもそうですが、ワイヤレスっていいですね。
有線のストレスから解放されます。
動き回りながら演奏ができるのは楽しいです。
良い買い物をしたなと個人的に思っています。
これからスタジオやライブでガンガン使っていこうと思います!