こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。
SONYの業界標準とされるど定番モニターヘッドホン「MDR-CD900ST」のプラグをステレオミニのジャックに改造しました。
理由はステレオミニの方が利用頻度が高いから。
ただ、標準プラグとしても使いたいシーンがあるので、その利便性は失いたくない。
ということで、サウンドハウスさんを漁ったところ良い部品があったのでご紹介します。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ )の「P35S」と「ASN221S」
ミニプラグは「P35S」
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / P35S
標準ステレオフォンはこれ
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / ASN221S
1個110円なので二つ買っても220円。
安すぎる。。
金メッキのプラグで普通にMDR-CD900STに初めから付いているやつより見た目は良さげ。
また、標準ステレオプラグに変換するアダプタである「ASN221S」とミニピンの「P35S」は両方にネジが切ってあるので、ネジ込んで接続できるタイプなんですよね。とても便利。
いざ半田付け!
皮膜を剥いて、3芯のコードを半田付け
白がL
赤がR
黒がアース
白を短い方、赤を長い方、黒を下のスリーブ?の部分にくっつければOK
色々あり、完成度はとても低いがなんとかできました。
半田付けするときは、必ずケース?をコードに通しておいてくださいね。
私はこいつを通し忘れた状態で半田付けして、一からやり直しっていうアホみたいなことをしてしまいました笑
完成
そして完成したのがこちら
ミニプラグになって小さくなりましたね!
ちなみに標準仕様の時はこんなのを使っていました。
もちろんこれでも使えるんですが、これを装着するとこうなるんですよ。
いやいやデカすぎでしょ…。
これを機器にぶっさすとやたらと邪魔、かつ挿した状態でプラグに負荷がかかるようなことがあればテコの原理で機械側のジャックを壊しかねない。
標準ステレオプラグのアダプタをはめるとこんな感じになります。
そう、標準ステレオプラグ状態にしても、標準仕様よりスリムなんですよね。
素晴らしい。
再生してみる
さて、プラグの換装が終わったのでいざ再生!
よし、ちゃんと音が出る!
と思ったら、よく聞くとモノラルの音声が左右から出ているように聞こえる。
両方のハウジングから確かに音は出ているのだが、ステレオじゃないのだ。
あれ、配線ミスったか?
と色々調べたら原因がわかりました。
これ、赤いコードをよくみてください。(画質悪くてすみません)
なんと半田付けしている時に若干溶かしてしまったんですね。。
中の線が少しだけ見えてしまっています。
この赤の中の線が白いコードに少しでも接触すると混線しておかしなことになります。
これが原因でした。
ということで、一からやり直すのは面倒なので黄色いビニールテープで絶縁。
ダサいですが、どうせ見えない部分だし音質にはそこまで影響を与えていなさそうなので、まあ良しとしよう。。
まとめ(プラグ換装のメリットとデメリット)
まずメリットですが、プラグのサイズが小さくなり取り回しが良くなったので確実に便利になりました。
あと、ガリがなくなりました。
標準仕様のプラグは銀メッキなので接点の質があまり良くないのか時々ガリがでていましたが、新しいプラグに変えることでガリはなくなりました。
クラシックプロさんのこの2つのプラグの相性がとても良く完成されているので、標準ステレオプラグとして使うときもステレオミニプラグとして使うときも違和感なく高品質で使えています。
プラグを変えることのデメリットは特になし!
皆さんもおためしあれ。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / P35S