こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。
ずっと欲しいと思っていた外部ディスプレイを購入しました。
買ったのはカラーマネジメントモニターと呼ばれる、BenQのSW270Cです。
写真現像や映像編集をされる方にとっては最高のモニターです。
以下、簡単にレビューをしていきたいと思います。
外部ディスプレイを購入しようと思った動機
デュアルモニター環境を構築したい
現在私はMacbook Pro 13inchをメインマシンとして使用していますが、やはり13インチだと写真の現像とか動画の編集とかDTMやるには小さいんですよね。
だから家で作業するときくらいはやっぱり大きい画面で作業したいなと。
ということで27インチくらいの外付けディスプレイが欲しいと思いました。
写真現像に耐えられるモニターが欲しい
前述しましたが、私がMacBook Proでよくやる作業としては写真(RAWデータ)の現像です。
AdobeのLightroomを使って現像をしていますが、写真の色味を正確に表現してくれるモニターが良いと思っていました。
そこで選択肢に上がったのがカラーマネジメントモニターと呼ばれるモニターで、色域が広く、画面の色のチューニングもできるタイプのモニターです。
まぁぶっちゃけ自分の環境でどんなに色の再現性を忠実にしたところで、写真を鑑賞する側の環境が良くなかったらその意図は台無しになってしまうのですが、重要なのは自分の中での写真編集の”基準”をもつことが大事だと思っていまして、そういう意味ではカラーマネジメントモニターの役割は重要だなと考えています。
USB typeCで接続できるモニターが欲しい
MacbookとUSB typeCのケーブル1本で接続できるのが良い。
HDMIは太くて取り回しが良くないですし、できればUSB typeCで接続できたら嬉しいなと。
BenQのSW270C
コストパフォーマンスが良いディスプレイを多数扱っているBenQのカラーマネジメントモニター「SW270C」を購入しました。
基本スペック
主要な仕様は以下の通りです。
画面サイズ | 27インチ ワイド |
パネル | IPS |
解像度 | 2560 x 1440 (WQHD) |
輝度 | 300cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1 |
表示色 | 約10億7000万色 |
画素密度(ppi) | 109 |
カラービット | 10 bit |
HDR | HDR 10 |
コーティング | ノングレア |
3D-LUT | 16 bit |
Delta E | Delta E≦ 2 |
ハードウェアキャリブレーション | ○ |
HDMI | HDMI (v2.0) x 2 |
DisplayPort | DisplayPort (v1.4) x 1 |
USB Type-C | USB-TypeC x 1 (60W給電可能) |
カードリーダー | SD/MMC type Support Format: SD/SDHC/SDXC/MMC |
外形寸法(W x H x D mm) | 626 x 504.5 ~614.3 x 334.8(台座あり) |
本体重量(kg) | 9.5 |
同梱ケーブル | USB type-C cable(1m), mDP to DP cable (1.8m), USB 3.1 cable (Gen 1)(1.8m) |
注目すべき特徴
特徴としては、Adobe RGBカバー率99%、Display P3/DCI-P3 97%と写真現像するには申し分ない色域をサポートしており、輝度ムラ補正もついていてディスプレイの隅から隅まで一貫した色再現性があることですね。
あとすごく嬉しいのがUSB TypeCに対応しているだけでなく、給電機能があるところ!
しかも60W。
1本のケーブルで、Macbook Proを充電/給電しながら画面への映像出力も可能にしてくれる。
素晴らしい。
実際に使ってみて
まず画面の大きさに感動
まず画面の大きさに感動しましたね。
いままで13インチで作業してきたので、27インチの大きさは本当に感動。
Macbook Pro 13インチを下(手前)、上(奥)にSW270Cを配置してみた図です。
この縦型配置、めっちゃ使いやすくて感動したのですが、デスクの大きさ的にちょっと窮屈(Macbookの手前側がギリギリ)なので、この配置は断念。
デュアルディスプレイにしたかったのですが、結局のところほぼ1画面として使っています笑
Macbookは写真の外(右側)においてあります。
一応デュアルディスプレイですが、MacbookとSW270Cとで距離があるので、あんまりデュアルディスプレイとして活用はしていません。
ぶっちゃけ27インチもあれば左右にウインドウ分割するだけで十分デュアルタスクが可能です。
Lightroomや動画編集の時はサブディスプレイ(Macbookのモニタ)も活用していきたいと思います。
色味も最高
実は以前HPのFHDのモニタを持っていたのですが、色再現性があまりにも低く写真現像には全く使えませんでした。
BenQのSW270Cは写真鑑賞しているだけで楽しいですね。
本当に色が美しい。
Lightroomで過去に撮影した写真を見返してみると、レタッチの粗が見えてきます。
このディスプレイを使ってもう一度現像しなおしたくなってきました。
写真編集だけでなく、動画編集でも使えると思います。
また、映画鑑賞もしてみましたが、発色、コントラストがよく、映像表現もとても美しいですね。
解像度はRetinaには及ばない
画面の解像度はMacbook ProのRetinaディスプレイには及ばないです。
見比べると、多少のドット感を感じます。
ただ、私は4Kの動画コンテンツを扱ったりはしないですし、重視していたのは色再現性なのでそこまで不満ではないです。
まとめ
BenQのSW270C、長く使えそうなモニターです。
2019年8月8日に発売された比較的新しい製品ですが、同社のロングセラーモデルの「SW2700PT」と同様、ロングセラーモデルになりそうです。
USB-typeC接続&給電が可能な高コスパのカラーマネジメントディスプレイをお探しの方には本当にオススメできるモニターです。