こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。
この記事では、僕が持っているアコースティックギターの紹介をします。
チェコ共和国のFurchギター
Furch(フォルヒ)というギターメーカーのギターです。
ヨーロッパのチェコ共和国のメーカですね。
チェコはドイツ、ポーランド、スロバキア、オーストリアに囲まれた国で、首都はプラハ。
2011年で創業30周年を迎える老舗のギターメーカーです。
Furchを使用している日本人のギタリスト
Furchを使用している日本人のギタリストは以下になります。
フォルヒ日本総代理店のStudio Mさんから引用させて頂きました。
池田聡さん : G22-CRCTe
井上堯之さん : G23-SR
岡崎倫典さん : D23-CR
岸部眞明さん : S23-CMCT
Dr.K 徳武弘文さん : OM23-CR
中川イサトさん : OM23-CRCT
中西圭三さん : G22-CRCTe
西村ケントさん : G23-ERCT Elite
山木将平さん : OMS23-ERCT DeepBody
山本コウタローさん : G23-SFCT
UK(MOROHA)さん : G25-ECCT / D23-CR
所有ギター「G23-CRCT」について
型番は「G23-CRCT」。赤崎郁洋さんが使用されているものと同じのようです。
GはGrand Auditorium(グランドオーディトリアム)のGです。
CTはカッタウェイを意味しているようです。
公式サイト上だと、Yellow SeriesのYellow CRというモデルになるかと思います。
僕が持っているのは2016年2月製造のものですね。
スペック(材質等)
Top:American red cedar
アメリカのレッドシダーというものが使われているそうです。
ヒノキ科の木材で、赤褐色で温度や湿度の変化に強い特徴があります。
Side & Back:Solid Indian Rosewood
サイド&バック材は「ローズウッド」
代表的な木材です。
Neck:Mahogany
ネックに使われている木材は「マホガニー」。
加工性・耐久性が高く、ギターでよく使われる材質です。
Finger Board:Ebony
指板部分に張られている木材は「エボニー」
黒檀とも呼ばれ、非常に硬く摩耗に強い為、指板やブリッジに使用される木材。
Bridge:Ebony
指板と同じ木材ですね。
Neck Width At Nut:45mm
ネックのナット側の幅は45mm。
Furchのギターはフィンガーピッキングスタイルのソロギター演奏者向けに作られているギターが大半(全て?)で、ネックの太さは太めに作られています。
ネックが太いと、隣り合った弦と弦の隙間が広くなるので、指で弾きやすいということです。
逆に、コードストロークをする際は、弦と弦の間隔が広い分ストロークし終わるまでの距離が長くなるため(=時間が長くなるため)、コードの塊感がなくなります。ようは、コードをジャカジャカ鳴らすのにはあまり向いていません。
アルペジオに向いているギターですね。
Scale Length:650mm
普通のスケール長になります。
ちなみに、630mmのものが、ショートスケールと呼ばれるものになります。
Tuning Machine:Original
Schaller製のM6が使われているようです。
SCHALLER ( シャーラー ) / M6 VINTAGE GOLD | SOUND HOUSE
付属ケース
耐圧力・耐衝撃に優れた堅牢さが魅力のイギリス製ケース「Hiscox(ヒズコックス)」のFurchオリジナルのケースになります。
その強度は、約500キロ(成人約6名)がケース上面に乗っても大丈夫な強度らしいです。
サウンド・演奏性
以前使っていたアコギがYAMAHAのFGシリーズで、ネックがとても細いギターでした。
なので、このギターを弾いた第一印象はやはりネックが太いという印象ですね。
もちろん、ソロギター用として購入したので、まったく悪い印象ではありません。
楽器屋さんでも試奏して購入しています。
ギターのサイズ感ですが、以前使っていたのがドレッドノートでカッタウェイ無しの、とても大きいサイズのギターだったので、グランドオーディトリアムでカッタウェイありは小ぶりに感じます。
抱えやすいですね。
音は低音から高音までバランス良くなります。
ハイフレットでの高音の詰まりもなく、すごくバランスの良いギターだと思います。
値段は約23万円と決して安いギターではありませんので、クオリティが高いのは当然なのですが、この価格帯にしてはかなり高いクオリティだそうで、つまり30万円オーバーのギターに匹敵するかのうようなクオリティで、非常にコストパフォーマンスが高いギターみたいです。
ただ、コードストロークのプレイはやはり苦手なギターで、一度DEPAPEPEのアップテンポな曲の演奏で使ったことがあるのですが、力強くコードストロークをするとどことなく音に余裕がないというか、破綻はしてないけど音が破綻しそうな感じ?を受けます。あと、弦間ピッチが広い分、コードストロークはやはりすこししづらいですね。ひっかかる感じがします。
繊細なアルペジオプレイが向いているギターだなと改めて認識しました。
まとめ
Furch製のギターはとても作りがよくコスパの良いハイクオリティなギターです。
特にソロギターをやられる方にオススメのギターなので、ギター購入の際の参考になればと思います。