【体験談】手首(豆状骨)に石灰沈着して激痛が走った話

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Wikipediaより引用

こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。

先日、右手首の小指側付近に激痛があり、病院に行きました。
診断結果としては、右手の豆状骨(下図D)という部分に、石灰が沈着しているということでした。

Wikipediaより引用

私の場合は手首でしたが、多いのは肩で「肩石灰性腱炎」「肩関節石灰沈着症」「石灰沈着性腱板炎」等というみたいです。
同じような症状を抱えており、検索からたどり着いた人の何かの参考になればと思います。

症状

・患部(右手首小指側)の激痛。
・朝起きた時が特に痛い(気がする)
・直近で患部(手首)に負担をかけるようなことはしていない
・数日前から徐々に痛くなって、ある日激痛に昇華
・動かさなくても痛い。心臓の鼓動で(患部付近の血管が、脈打って血管が収縮・拡張するだけで)痛いレベル。
・動かすと当然激痛
・患部(右手首小指側)を押すと激痛(もはや触れるだけで激痛)
・激痛なので文字も書けないし、お箸も持てない

痛みの医学的原因は石灰沈着

実際のレントゲン画像がこちら。

右手の手のひらを上にして撮影したレントゲンのイメージで、豆状骨をアップで写しています。
豆状骨の周り(ちょうどマウスカーソルの上)に、白っぽいもやみたいなのが写っていますが、それが問題の石灰です。
お医者様が「スマホで撮影していいよ」とおっしゃったので、せっかくなので撮影しました。
なお、結構大きいとのこと。

この石灰とやらの正体はカルシウムの一種であり、コイツが骨の周りに沈着し、激痛が発生しているようです。
異物が発生して神経に痛みを伝えるという点、痛風と似てますね。

発症の原因

原因は右手の使いすぎ(マウスの使いすぎ?職業病?)と体質だとのこと。
確かにマウス操作するとき、この骨の部分を接地してそこを軸にしてマウス操作しているため、その骨に物理的な刺激が日常的に加えられていたのは確かです。

とはいえ、石灰が沈着する医学的な原因はわかっていないとのことです。

治療はステロイド注射

私の場合、局所麻酔入りのステロイド注射をしました。
ステロイドというと、超強力な鎮痛剤(劇薬)というイメージで、病気を根本的に治療する役割がないイメージですが、どうやらステロイドを注射することで、石灰の体内への吸収が促され、結果的に根本治療となるようです。

注射をすると、速攻で痛みが引くイメージを勝手に持っていましたが、その日1日は激痛が続きました。
2日目は1日目程の激痛はなく、痛みはそれなりに和らぎましたが、まだ痛い。
3日目、4日目、と徐々に痛みがなくなっていき、ステロイド注射をしてから約5日経過してやっとほぼほぼ痛みがなくなりました。
とはいえ、患部を指圧するとまだ微妙に痛いのがきになるところ・・・。

なお、私の場合はステロイド注射でしたが、ひどい場合や再発を繰り返す場合は手術で取り除くとのこと。
また、石灰は発症当初はミルク状の柔らかめの物質なので、太めの注射で吸引するという治療方法もあるらしいです。
なお、石灰は放置するとやがて硬化するらしく、そうなると大変らしい。

再発の可能性について

患部を酷使するようなことをしたり、石灰沈着となるような生活習慣(カルシウム摂取量の過不足)があると、再発しそう。
あとは体質。
医学的な原因が明確ではないので、再発する可能性的に低い習慣を心がける他ないという状況。

再発防止策

医者からはリストレスト付き(手首にクッションがある)マウスパッドを使うと良いよ、と言われました。
もう二度とこんな激痛は味わいたくないので、リストレスト単体と、マウスをやめて手首への負担が少ないトラックボールを購入しました。

一番良い解決策は仕事を辞めることですね。

まとめ

石灰沈着というのは、肩によく発症するみたいです。
発症する年齢は30代〜で、どちらかというと女性に多いそう。
肩に発症した場合は、いわゆる四十肩や五十肩と勘違いされやすいみたいです。

特に酷使したわけでもないのに急に痛くなり始めたり、尋常じゃない痛みが発生したら石灰沈着を疑ってすぐに病院に行きましょう。
私は手首だったからよかったものの、大きい関節(肩や足)にできたら、救急車レベルみたいです。

石灰沈着は自然治癒させることはできないと思われるので、病院に行きましょう。(自然治癒を待ってたら激痛すぎてメンタルが壊れると思います)

以上、私の体験談でした。
あくまで体験談なので、一部記載している医学的な記述は参考程度にしてください。
同じような症状で検索からたどり着いた方の参考になれば幸いです。

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