Airpods Proで外耳炎…代わりを探してBeats Solo Proにたどり着いた話

音楽機材

こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。

AirPods Proをずっと愛用していたのですが、どうもここ数年コイツをつけると耳垂れがでるようになり、時には出血し、と変な体質になってしまいました。
AirPods Proが悪いというより、カナルタイプのイヤホンが体質的に合わなくなってしまった雰囲気です。

一応病院にも行きました。
耳をあまり触らないようにと言われ、薬を処方されましたが、一時的には改善されるものの、カナルタイプのイヤホンを使うと再発、を繰り返していました。

もうやってらんない!と思い、カナルタイプのイヤホンの使用を諦め、ヘッドホンを探し、たどり着いたBeats Solo Proというヘッドホンのレビューをしてみます。

AirPods Proからの乗り換え先選定基準

もともと使っていたのがAirPods Proという神イヤホンなので、その乗り換え先となるとハードルはめちゃくちゃ高いわけです。

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【レビュー】AirPods ProはAppleの近年で一番の傑作だと思う
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基準としては

・優秀なノイズキャンセリング
・Apple製品間でシームレスにペアリング切り替えができる
・デザインが優秀
・音質もそれなりに良い

となるわけですが、これらを満たすヘッドホンとなると選択肢は1つしかないわけです。

それは何かというと、Beats製品。

Beats製品にはAppleのイヤホンと同等のチップが埋め込まれている

選定基準であげた「Apple製品間でシームレスにペアリング切り替えができる」というハードルは高く、これをクリアできるのは、Apple純正がダメならBeatsしかない。

Beatsのヘッドホンやイヤホンには、AirPodsと同等のチップが搭載されており、Apple製品との親和性が非常に高く、AirPodsと同等のシームレスな切り替えができます。

なので、AirPods Proからの乗り換え先の選定は、Beats製品からの選定となり、いっきに選択肢が絞られました。

購入したのはBeats Solo Pro

音質やデザイン面、ノイズキャンセリング搭載、Apple製品との親和性、という条件を満たしているものを探した結果、たどり着いたのがBeats Solo Proというヘッドホン

Beats Solo ProはAirPods Proと同じ、Apple H1が埋め込まれています。
これにより、Apple製品同士とのシームレスな連携が可能です。

またデザインは普通にかっこいい(これはBeatsのヘッドホン全般に言える)

Beats Solo Pro Wireless ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン-Apple H1ヘッドフォンチップ、Class 1 Bluetooth、アクティブノイズキャンセリング機能、外部音取り込みモード、最長22時間の再生時間 – アイボリー
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Beats Solo Proのアクティブノイズキャンセリングについて

AirPods Proのノイズキャンセリングがとても優秀なので、それと比較してどうなのか?というと、Beats Solo Proもめちゃくちゃノイズキャンセリングは優秀です。

電車の中で何回か使いましたが、AirPds Proと遜色はないと思います。

風切音という思わぬ落とし穴

ただし、”ノイズ”という面で思わぬ落とし穴があり、それは風切音。

外を歩いていると、ヘッドホンに吹き付ける風の音が結構耳に入ってきます。
これはノイズキャンセリングでも防げないノイズでして、その点が若干微妙ですね。
AirPods Proより物理的に大きいので、風のうける影響はその分大きくなっている感じです。

装着感について

オンイヤータイプのヘッドホンなので、どうしても2時間くらい使うと耳が少し痛くなってきます。
これは仕方ないかなと思っています。
Beats Solo Pro以外にもAKGのオンイヤータイプのヘッドホンを使っていた時期もありましたが、それもやっぱり痛くなりましたし、これはBeats Solo Pro云々ではなく、オンイヤータイプのヘッドホンの宿命かなと思います。

ちなみに、Beats Solo Proのイヤパッドですが、感触としては良好です。
低反発っぽい触感で、厚みもあり、これ以上ないくらいに装着感については努力されているような印象です。

オンイヤータイプのヘッドホンはこんなもん、という割り切りがあれば、装着感については特に不満には思わないです。

音質について

僕個人のBeatsのヘッドホンに対する印象は、低音域がやたら持ち上げられているドンシャリヘッドホン、という印象でした。

ただ、このBeats Solo Proについてはそういう印象はなく、フラットな印象です。

ノイズの多い外での利用を想定しているため、個人的には”めちゃくちゃ高音質”は追求していません。
ノイズキャンセリングが優秀なので、ノイズが少ない分、単純にその分音質は上がっていると言えます。

ちなみに、AirPods Proと比較しても、個人的にはBeats Solo Proの方が音質は良い印象です。
Beats Solo Proの方が低音に締まりがあります。

携帯性について

まぁAirPods Proに比べればそりゃでかいです。ヘッドホンですから。
でも小さく折り畳めますし、ケースも付属しているので、十分やれることはやっているかなという印象。

ただ、本体重量は同様の製品と比べて重めです。
装着していて気になるレベルではありませんが。

空間オーディオには非対応

iOS14から搭載された空間オーディオには非対応です。

AirPods Proと同じApple H1チップを搭載しているため、空間オーディオに対応できそうなイメージがあるかもしれませんが、Beats Solo Proには加速度センサーが搭載されていませんので、恐らくハード的に技術的に無理で、今後のソフトウェアアップデートで対応されることもないんじゃないかなと思っています。

まとめ

外耳炎を患ってAirPods Proが使えなくなってしまった人には、乗り換え先としてBeats Solo Proはかなりおすすめできます。
ノイズキャンセリングはすごく優秀ですし、音質的なアドバンテージがBeats Solo Proの方があります。

ただし、AirPods Proを普通に使える人は、AirPods Proで十分かなと思います。
携帯性や、空間オーディオの恩恵もありますので、総合的にみてAirPods Proがやっぱり最強だなと思います。

Beats Solo Pro Wireless ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン-Apple H1ヘッドフォンチップ、Class 1 Bluetooth、アクティブノイズキャンセリング機能、外部音取り込みモード、最長22時間の再生時間 – アイボリー
beats by dr.dre

追記 室内利用ならAirPods3もあり

夏場でかつ自宅にいるときは、今はAirPods 第三世代を愛用するようになりました。
AirPods第三世代はカナルタイプじゃないので、外耳炎気味の方でも比較的安全に使えます。
なんでもっと早く買わなかったのだろう、、と後悔しているくらい良い買い物をしました。

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