普段使いもできるカメラバッグ”off toco”「DGB-S041BK」をレビュー

カメラ機材・アクセサリ

こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。

新しいカメラバッグを購入したのでご紹介します。

今回購入したのは、エレコム社製の”off toco”というシリーズのバッグで、「DGB-S041BK」(末尾2文字はカラーリング)という型番のバッグです。

エレコムというとPC周辺機器のメーカーとして有名で、あまりバッグを作っている印象がないですし、作っていたとしても正直買おうと思いません笑

買うならバッグを作っている専門のブランドを選択したいところです。

ただ、ガチなカメラバッグだとどうしてもデザインが犠牲にされて機能性が重視されますが、この”off toco”シリーズは機能性を担保しつつデザインが優れています。

画像からも分かる通り、あまりカメラバッグっぽくない。

というか、事前知識なしで見れば普通のカジュアルなバックパックに見えます。

・見た目がおしゃれなカメラバッグ。
・小物を入れるポケットが充実していて機能性が高い。
・カメラ本体と2本程度の交換レンズを持ち運ぶ。
・カメラ使わない時でも普段使い可能。

こんなバッグをお探しの方におすすめなバッグです。

以下、このカメラバッグの特徴を細かく見ていきましょう。

買ったもの:DGB-S041BK

off toco シリーズは「スタンダード」、「ハイグレード」と2種類のバックパックを展開しており、また、それぞれカメラバッグ用とPCバッグ用があります。

公式サイトは以下。
ELECOM off toco CAMERA series

今回ご紹介するのはカメラバッグの「スタンダード」で2018年モデルの「DGB-S041BK」です。

外観

ぱっと見、カメラバッグっぽくなく、普通のバックパックって感じです。

長方形のフォルムでシンプルなデザインなのでもしかしたらオンオフ兼用でもいけるかもしれません。

後ろはこんな感じ。

今回購入したのは「ブラック」。
ブラックといっても、真っ黒ではなく、濃いグレーって感じです。

他にも「グレー」(「ブラック」よりも薄いグレー)、「ネイビー」のカラーリングがあります。

前面には”off toco”のタグが付いています。

背中の部分にはポケットがついています。スマホとか小さめの財布とか、よく使うものを入れておくと便利です。

ベルト部分の左側にもカードサイズの小物入れがあります。

スーツケースに固定可能なループもついています。

ただし難点としては、このループを採用することによって、背中に密着する部分がメッシュの構造になっていない点ですね。

夏場の通気性はあまり良くないかもしれません。

前面にもポケットがあります。

マチがないためあまり大きいものは入れられませんがハンカチやティッシュ等入れるのに良いと思います。

L型に大きく開閉するので、片側を外せば背負ったままアクセス可能な使い勝手は良いですね。

肩に当たる部分はメッシュ構造になっており、背負い心地は良好です。

内部

上部を開くとこんな感じ。

バッグの大きさの割にずいぶん底が浅いなと思われるかもしれませんが、二気室構造になっているためです。

こちらがメインの収納スペースで、下段がカメラスペースになっています。

収納量は長財布、500mlペットボトル(縦で入ります)、等、普段持ち運びそうなものは大抵入ります。

底はファスナーで開閉可能なので、一気室構造に変更することも可能です。

中のものを認識しやすいようにという理由で、内部は明るめの色彩になっています。

内側にはメッシュ状になったポケットが複数ついていますので、小物の整理整頓もできます。

カメラの収納・取り出しはどうやってするのか?というと、このサイドの収納口から出し入れします。
ダブルファスナー仕様の部分です。

両サイドについています。

開くとこんな感じ。

ここからカメラをさっと取り出せるのがとても便利。

なお、マグネットが組み込まれているため、サイドからカメラをさっと取り出した後、ファスナーでいちいち閉めなくてもペタッと蓋を簡易的に閉めることができます。

蓋がダラーンとした状態にはならないってことです笑

このちょっとした配慮がとても良いですね。

スライドさせて、中からインナーケースを取り出せます。

サイドから取り出しやすいように、カメラ本体を端っこに入れてます。

反対側はこんな感じ。画像では何も入れていませんが、ここにはコンデジを入れています。

中仕切りとは別に、両端は少し背の低い仕切りがついています。

サイドから取り出しやすいようにっていう配慮ですね。

仕切りは取り外し・移動可能で、僕の場合、ミラーレス側はサイドから取り出しやすいように、小さい仕切りを取り外してます。

ちなみにコンデジ側にはストッパーとして仕切りを入れてます。

コンデジは小さくて転げ落ちるのが怖いので。

上から見るとこんな感じ。

ミラーレスカメラ(α6500)1台(レンズ付き)、交換レンズ1本、レンズフィルタ、コンデジ(Canon G7X Mark2)、って感じです。

コンデジを入れなければ、交換レンズ2本入ります。

いずれにせよ、収納量としてはそこまで多い方ではないですね。

たくさんの交換レンズを持ち運ぶ場合は不向きです。

僕の場合、両サイドの収納口からミラーレス、コンデジ、両方をさっと取り出せる状態にしています。

仕切りは自由に取り外し可能です。
上が中仕切りで、下が端っこ用の仕切り。

14インチのPCまで収納可能なポケットもあります。
PCを入れるポケットは一気室、二気室関係なく独立していますのでご安心ください。

底を外して、一気室にした状態。
カメラのインナーケースを取り出せば普通のバックパックとしても使用可能です。

まとめ(メリット・デメリット)

良いところ

デザインが良く、普段使いが可能

オンオフ使えそうですし、おしゃれなデザインなのがいいです。

カメラのインナーケースを取り出せば、普通のバックパックとしても使えるのも便利。

つまり、バッグの中の財布・小物類を他のバッグに引っ越しさせずとも、カメラのインナーケースさえ取り出せばそのまま使えちゃうってことです。

便利。

各開口部のマグネットフラップが便利

前面のL型ポケット、両サイドの開閉部、にファスナーとは別にマグネットフラップがついているので、ものを取り出した後、即座に蓋を簡易的に閉められるのがポイント高いです。

カメラを取り出しやすい

サイドの収納口からささっとカメラを取り出して、マグネットフリップでさっと蓋を閉じ、カメラを構えて撮影、っていう非常に機動力が高い使い勝手を実現させてくれるのがとても良いです。

ものを取り出しやすい

二気室構造なので、下段がカメラ、上段が収納部という形で整理され、物を取り出しやすいです。

バックパックってほとんどのものが縦長なので、取り出したいものがどんどん奥に潜り込んでしまったりして、物をかき分けて取り出さなければならず、非常に大変な想いをしますが、二気室構造として使うと底が浅くなるのでそういったカオスな状況がなくなります。

上段に関しては上から俯瞰すれば欲しいものが大体すぐに目につきますからね。

内装が明るいオレンジなのも視認性を高めています。(デザイン的に好き嫌いはあるかもしれませんが。)

カメラを持ち運ばない時も、大きいものを入れないのであれば二気室構造で使った方が良いかもしれません。

悪いところ

特にありませんが、インナーケースの中央部に入れたものはサイドの収納口から手を突っ込んでも取り出せない(手が入りません)ので、諦めてバッグを下ろしてインナーケースを引き摺り出して取り出す必要があります。

あと、上で述べたメリットの裏返しになりますが、二気室構造で使うと多少なりとも無駄な空間が生まれるため、ものが入る量が減ります。

このバッグのデメリットというより二気室構造のデメリットですが。

終わりに

冒頭でも書きましたが、こんな人にオススメのバッグです。

・見た目がおしゃれなカメラバッグ。
・小物を入れるポケットが充実していて機能性が高い。
・カメラ本体と2本程度の交換レンズを持ち運ぶ。
・カメラ使わない時でも普段使い可能なデザイン。

こんなバッグをお探しの方におすすめなバッグです。

カメラバッグ選びの参考にしてみてください。

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