FUJIFILMのx100vを購入したのでレビュー

カメラ機材・アクセサリ

こんにちは、yoshi(@y_mupic)です。

フジフィルムのx100vというコンパクトデジカメを購入しました。
他にカメラはSONYのAPS-Cカメラのa6500と、Canonの1インチコンデジG7XMarkIIを所有していますが、FUJIFILMならではの撮って出しの写りが欲しくなり、購入してしまいました。

今回はこのカメラの良いところと悪いところを作例を交えつつご紹介しようと思います。

FUJIFILM X100V | Cameras | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
富士フイルムのデジタルカメラ Xシリーズ「FUJIFILM X100V」の公式製品ページ。

良いところ

フィルムシミュレーションがとても良い

なんといっても「フィルムシミュレーション」でしょう。
x100vの特徴というより、FUJIFILMのカメラの良さでもありますが、撮って出しで出てくる絵が、他のメーカーのカメラでは表現できないフィルムライクな色合いになります。

設定としては以下の種類があります。

  • PROVIA/スタンダード
  • Velvia/ビビッド
  • ASTIA/ソフト
  • クラシッククローム
  • Pro Neg.Hi
  • Pro Neg .Std
  • クラシックネガ
  • ETERNA/エテルナ
  • ACROS(STD)
  • ACROS(Ye)
  • ACROS(R)
  • ACROS(G)
  • モノクロ(STD)
  • モノクロ(Ye)
  • モノクロ(R)
  • モノクロ(G)
  • セピア

この中で特にお気に入りなのが、「クラシッククローム」と「クラシックネガ」と「エテルナ」ですね。
以下、作例をいくつかご紹介(クリックするとオリジナルが開きます)

また、よりフィルムライクにする為に、「グレイン・エフェクト」というノイズを意図的に付加する設定があったりと、他のメーカーでは無い設定が多数あります。

Lightroomで作り込めば同じような色合いにできるかもしれませんが、完全に再現するのは結構難しいと思います。
それくらい、独特な写りを撮って出しで写してくれるので、レタッチいらないな、と思うことがほとんどです。

もちろん、RAWデータでの撮影もできますので、LightroomやPhotoshopでゴリゴリ自分好みにすることもできます。

デザインがカッコ良い

このカメラの外観を写真でお伝えします。

私は色はシルバーを買いました。
このレトロな外観が最高じゃないですか?
このカメラ自体が被写体になる。

APS-C機にしては小さくて軽い

一応コンデジというカテゴライズがされていますので、APS-C機にしては小さくて軽いかなと思います。
が、「悪い所」でも書きますが、想像以上に大きいです(矛盾したことを言っている自覚あります)

参考までにカタログスペックでは

[幅]128.0mm × [高さ]74.8mm × [奥行き]53.3mm (最薄部 32.7mm)
約478g(バッテリー、SDメモリーカード含む)/約428g(バッテリー、SDメモリーカード含まず)

となります。

フィルタをつけられる

コンデジですが、別売のパーツをつければ、市販のフィルター(φ49mm)を装着することができます。


お手持ちの49mm径のNDフィルタやC-PLフィルタの装着が可能です。
(ちなみに、内臓NDフィルタもあるのですごく便利)

このカメラとすごく相性が良いのはブラックミストフィルタですね。
有名ですごく流行ったのは
Kenko レンズフィルター ブラックミスト No.05 49mm
ですね
私が買ったのはnisiのブラックミストフィルタです

作例も載せておきますね。
光がフワッとして、柔らかい写真が撮れます。
昼間の逆光や夜景でも使えます。

防塵防滴

これまたオプションでフィルタを買う必要があるのですが、以下を装着すると防塵防滴仕様になります。

絞り開放からシャープな写り

一世代前のx100fは絞り開放だと少しフワッとした写りになる(これはこれで評価されている)のですが、このx100vは絞り開放からカリッとした写りになります。

悪い所

スマホとの接続がイマイチ

専用アプリをスマホに入れることで、Wi-FiやBluetooth接続でカメラとスマホを接続できます。
が、複数の端末(例えば、iPhoneとiPad)でBluetoothペアリング登録をすると、迷子になるのかうまく接続されないことがあります。
面倒なので、私はiPhoneとだけペアリングして使っています。

手ぶれ補正がない

手ぶれ補正がないです。35mmという画角なので、手ぶれ補正がなくても大体どうにかなりますが、夜景を手持ち撮影して少しでも光を稼ぎたい時は不利ですね。

動画性能はイマイチ

4K撮影が撮影できますが、手ぶれ補正がないのであまり実用的ではないです。

思ったより大きい

コンデジと言えど、大きいです。
一般的な1インチコンデジと比較するのはナンセンスで、APS-Cミラーレス機との比較になりますね。
a6400を気持ち小さくしたボディに小型レンズをつけた感じ、と思ってもらった方が良いです。

(おまけ)一緒に買ったアクセサリたち

アクセサリ類のご紹介は別記事にしようかと思います。

まとめ

FUJIFILMのフィルムシミュレーションの写りが欲しい人には最高に楽しいカメラです。
スナップシューターとしても使えるし、普通に旅行とかでの印象的な記録写真にも使えます。
他のメーカーにない魅力があるので、サブ機としてもメイン機としても、いろんな人におすすめしたいカメラです。

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